家政経済学科の魅力的な授業を紹介する「カセケイ授業紹介」第二弾です。
今回は、非営利組織の活動や展望について考える「生活組織論Ⅱ」です。
(付箋と模造紙を使って、グループの意見をまとめていきます)
生活組織論IIの授業では、生活を豊かにする様々な非営利組織やその活動について理解することを目標としています。具体的な生活問題を例に取り上げ、理論的な部分ではパワーポイントを用いて、講義形式で進めていきますが、主にグループワークとプレゼンテーション、調査学習などを中心に取り組み学んでいきます。今年度は若者の貧困や子育て、介護などの日常生活で起こっている問題を取り扱ったDVD(映画)を視聴し、その映像を見て感じた問題点をグループごとに共有・整理します。その後、一つのテーマをグループごとに調査、発表構成等を確認をして一つのパワーポイントにまとめ、その成果をグループごとに発表します。
私は身近な生活問題について関心があり、深く学び自分なりの解決策を考えたいと思い、生活組織論Ⅱを受講しました。この講義で主に取り組む、一つの映画から様々な社会問題、生活問題を読み取り、それらの課題をグループごとに詳しく調べパワーポイントで発表する。私はこの一連の流れに自分を成長させる多くの要素が詰まっていると感じています。自分が感じたことと他の人ではどう視点が異なるのか、また一つのテーマをグループごとに分担しまとめる力、パワーポイント作成にあたっては、どうしたら見やすく分かりやすい資料になるか等、自ら学ぶ姿勢がある程、この講義で身につけられるものは多いと感じています。また履修者が全員3年生以上である事から、より切磋琢磨できる環境ですし、グループワークによるコミュニュケーションを多く取りながら楽しく、より深く学ぶことが出来ることも、生活組織論Ⅱの魅力だと思っています。
(家政経済学科 3年生)