家政経済学科で11月から企画している複数のキャリア支援講演会。
11/8(火)はその第一弾で、学科の卒業生である笹川友里氏をお迎えし、「ピンの刺し方と半径の広げ方」と題し、ご自身のキャリアを振り返っていただき、在学生へのメッセージをご講演いただきました。
笹川さんはご自身の大学時代のことを「成績は並、勉強も嫌い、活字も嫌い」と振り返ります。
就活を目前に、どの分野に興味があるか模索していたところ、「将来はアナウンサーになりたい」と小学校の卒業アルバムに記していたことを急に思い出したといいます。
結果、新卒としてアナウンサーではないですが、TBSの制作ADというフィールドに自分のピンを刺すことが叶います。
目の前の仕事を、人を大切にしながら一生懸命働いた笹川さん。2年目にアナウンサー職へ異動という前例のないの転機が訪れます。
刺したピンが、少しずつ半径を広げ、その中で出来たご縁がいまに繋がっているという主旨のお話でした。
いくつか参加者の声をご紹介したいと思います。
「メンタルの保ち方など自分のこれからに生かすことができそうなお話が沢山聞けて良かったです。」
「テレビ業界だけでなく、さまざまな業界を目指す上でためになるお話を聴くことができてとても参考になりました。とくに、これからする一つのことが、さらにその先のことに繋がっているということが、笹川さんご自身の経験に基づいたものであったので納得がいきました。希望していなかったことができなくて、不貞腐れたりどうでも良くなって投げ出さず、全てに縁があると信じて真面目に向き合っていく精神をもとうと思いました。これからの就職活動に向けて、日常生活にもっと役立てることができるように意識していきたいと思います。」
「まだ自分は一年生ですが、漠然と就活に不安があったので今回笹川さんの貴重な体験談をお聞きできてすこしイメージが湧きました。自分は夢がなく将来何がしたいかも今あまりイメージができていなかったので、笹川さんもそうだったと知り安心したと共に、就活に向けて頑張ろうと思えました。
ジャストじゃなくてもいいから自分の目指すところの近くにピンを刺して、周りとのコミュニケーションと目の前のことに真っ直ぐに取り組むことが大事だというお話がとても印象的でした。」
「他の講演会にも参加したくなりました!」
普段の授業等ではなかなか聞けないお話で、質問も絶えず出ていましたし、参加学生の多くが「話を聞くことができてよかった!」と満足している模様でした。
他の講演会への参加もお待ちしています♬