博報堂生活総合研究所の近藤氏をお招きして開催された公開講座『マーケティング論Ⅰ』には、多くの学生が参加しました。学生たちは事前課題にも積極的に取り組み、講座当日も熱心に参加していました。
当日の様子については、先日のブログで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
今回の記事では、参加学生の感想をご紹介します。
事前課題である街ウォッチング「未来のきざしフォトレポート」に取り組んだ感想は?
S.Kさん
私自身、街での「未来のきざし」という新たな発見というものは今回の課題がある前から意外と感じているものでした。日常でふと気になったことや思ったことをメモに残す習慣を持っています。 そして、事前課題に取り組む中で、いままで発見しても、数秒で終わってしまった関心をより深く持つことができました。ここにすごく面白味を感じて、発見したものを自分から調べてみたりもしました。 見た出来事に対して、多角的な視点を持って分析することが難しかったです。私は、物事に対する興味から、詳細に分析を行うことは得意ですが、考察においてもう1段階深く考える力が不足していたと感じました。生活者としての気付きは、一見、関わりのないように思える別の取り組みにつながっていきます。だからこそ、この難しく感じた部分に対する努力をしていきたいです。
K.Yさん
面白かったことは、普段何気なく過ごしている街で「未来のきざし」がいくつも見つかったことです。当たり前の光景のように思えていた街の景色も、数年前と比べると変化していることが沢山ありました。その変化を楽しむことができたのが面白かったです。事前課題に取り組む前は、世の中がどんどん便利になっていると感じるのみでしたが、街ウォッチングをすることで、発見するだけで終わらせずに考察することで新たな視点を得ることができました。
講座を受けてどのような発見がありましたか?
S.Kさん
生活者として物事を捉えることは多様性に気づくことにつながります。そこでの発見やデータをただの結果で終わらしてはいけないということに気づかされました。気付きからどのようなことが読み取れるかまずは仮説を立てること、そして興味を広げて調査をしていくことが活用していく方法だと考えます。今後は、生活での発見や、時代の価値観の移り変わりに常にアンテナを張っていきたいです。また、発見を多角的に捉えることで、自分の力を伸ばしていきたいと思います。
K.Yさん
今回の公開講座で、人々の感覚を数値や言葉、写真で表現することで、価値観の共有や新たなビジネスのヒントをも得ることができると学びました。特に数字は物事の説得力を高める力を持っていると実感しました。 また、豊富な語彙を持つことが重要だと感じました。「タイトルはあなたのアイデアの顔」という講演中の言葉がありましたが、興味を引くアイデアや言葉を生み出すためには語彙や発想が大きな影響を与えると考えました。 私も自分の直感を大切にし、幅広いアイデアを生み出せるようにしたいと思います。
S.Kさん、K.Yさん感想をありがとうございました。
お2人のインタビューの様子を動画でも公開!学科インスタグラムをご覧ください。