2021年度から学科有志で取り組んでいた、文京区リサーチプロジェクト「地域の「?」を見つけにいこう」の2021年度最終報告会が、3月30日に実施されました。
このプロジェクトは、大学と地域が連携して社会問題の解決に取り組むため、まずは調査(リサーチ)を行って、どんな問題や課題があるのかを探るプロジェクトです。
最初の取り組みとなった2021年度は、「防災」「ゴミ・環境問題」「子ども・教育」の3チームが、文京区内を中心とする組織・団体に聞き取り調査を行いました。
「防災」チームは、文京区役所を訪問し、地域防災の取り組みの実態やコロナ禍以降の状況、今後の展望などをうかがいました。
「ゴミ・環境問題」チームは、ゴミ拾いボランティアを行っているNPOの活動に実際に参加したり、リサイクル活動を推進している団体に聞き取りをし、自分たちの経験を踏まえた調査報告をまとめました。
「子ども・教育」チームは、文京区内にある学童のスタッフにお話をうかがい、学童に通う子どもたちの現状を調べてきました。
いずれの調査報告も、様々な課題や状況に関わり、解決や改善に携わっている方々だからこそ知っていること、考えていることの一端が見えるもので、とても充実した報告会になりました。
調査にご協力いただきました関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。
このリサーチプロジェクトは、2022年度も実施予定です。
日本女子大学在学者に限られますが、もし興味がある方は、ご連絡ください。
小野寺研太(家政経済学科教員)